C#プログラミング入門!初心者向け その13 ループ ③While文

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While文

みつる君
みつる君

今回はWhile文について詳しく説明したいと思います。

While文とは、ある条件が満たされている間、繰り返し処理を行う制御文の一種です。

C#では、次のような書式でWhile文を記述します。

構文

while (条件式)
{
// 繰り返し実行する処理
}

マリさん
マリさん

条件式は真偽値(trueまたはfalse)を返す式で、trueの場合は繰り返し処理が実行され、falseの場合は繰り返し処理が終了します。

繰り返し処理は、波括弧{}で囲まれたブロック内に記述します。

ブロック内には複数の文を記述できますが、一つの文しかない場合は波括弧を省略できます。

for文の場合

みつる君
みつる君

例えば、変数iの値が10未満である間、iの値を1ずつ増やして表示する処理を繰り返します。

さて、前回、For文を勉強しましたFor文では次のような処理になります。

using System;

namespace ConsoleApp1
{
    internal class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
          // For文で1から10までの数字を順番に表示する
          for (int i = 1; i <= 10; i++)
          {
              Console.WriteLine(i);
          }
        }
    }
}

実行結果

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While文の場合

みつる君
みつる君

これをWhile文で処理すると下記のようになります。

using System;

namespace ConsoleApp1
{
    internal class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
          int i = 1; //カウンタ変数を初期化
      while (i <= 10) //カウンタ変数が10以下の間繰り返す
      {
         Console.WriteLine(i); //カウンタ変数を表示
         i++; //カウンタ変数を1増やす
      }
        }
    }
}

マリさん
マリさん

このコードは、while文というキーワードを使っています。

while文は、条件式が真である間、中括弧{}で囲まれたブロック内の処理を繰り返します。

上の例では、カウンタ変数iが10以下である間、iを表示して1増やすという処理を繰り返しています。

このように、while文を使うと、同じ処理を簡潔に書くことができます。

while文の注意点

みつる君
みつる君

while文の注意点としては、条件式が常に真である場合には無限ループになってしまうことです。例えば、以下のコードは無限ループになります。

using System;

namespace ConsoleApp1
{
    internal class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
          int i = 1;
      while (true) //条件式が常に真
      {
          Console.WriteLine(i);
          i++;
      }
        }
    }
}

マリさん
マリさん

このコードは、条件式がtrueという値であり、これは常に真です。そのため、while文のブロック内の処理が永遠に繰り返されます。これは意図しない動作であり、プログラムが停止しなくなる可能性があります。無限ループを避けるためには、条件式がいずれ偽になるように設定するか、break文などでループを抜けるようにする必要があります。

あとがき

みつる君
みつる君

以上が、while文の解説でした。while文は、ループの基本的な構文であり、様々な場面で使われます。ぜひ練習してみてください。

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