C#プログラミング入門!初心者向け その8 コメントについて学ぼう!

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みつる君
みつる君

C#のコメントについて覚えましょう。

マリさん
マリさん

コメントを入れることによって、C#コードを解説でき、読みやすくすることが可能です。また、一旦、コードをコメント化して無効化することにより、テストするときに余計な実行を防止することにも使えます。プログラムの動作には影響しませんが、コードの可読性や保守性を高めるために重要な役割を果たします。C#では、コメントを書く方法がいくつかありますが、ここでは主に以下の2種類を紹介します。

  • // から行末までをコメントとする方法
  • /* と */ で囲まれた範囲をコメントとする方法

コメントを入れる

みつる君
みつる君

実際に、コードを打ってみましょう!

1行でコメントする。

みつる君
みつる君

1行コメントは、スラッシュ(//)を使用します。
行のはじめ、または、行の途中からスラッシュ(//)を入れて、そこから行末までのテキストはC#の実行が無視されます。

マリさん
マリさん

下記は、1行全体がコメントの場合の例です。

using System;

namespace ConsoleApp1
{
    internal class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            //ここがコメントです。
            string str = "Hello World!";
            Console.WriteLine(str);
        }
    }
}

マリさん
マリさん

下記は、1行の途中でコメントになる場合の例です。コード行の最後にスラッシュ(//)を入れてコメントを書きます。

using System;

namespace ConsoleApp1
{
    internal class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            string str = "Hello World!"; //ここがコメントです。
            Console.WriteLine(str);
        }
    }
}

複数行でコメントする

みつる君
みつる君

複数行のコメントは、「/*」で始まり、「*/」で終わります。
「/*」と「*/」の間のテキストはC#の実行が無視されます。

using System;

namespace ConsoleApp1
{
    internal class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            /* ここがコメントです。
               ここがコメントです。
               ここがコメントです。
               ここがコメントです。
               ここがコメントです。*/
            string str = "Hello World!"; 
            Console.WriteLine(str);
        }
    }
}

コードを無効化する

みつる君
みつる君

コードをコメント化して無効化することができます。まず、下記のコードを実行してみましょう!

using System;

namespace ConsoleApp1
{
    internal class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            var str = "Hello World!";
            Console.WriteLine(str);
            Console.WriteLine(str + "2");
        }
    }
}

みつる君
みつる君

実行結果は

Hello World!
Hello World! 2

みつる君
みつる君

となり、結果は同じになります。では、
Console.WriteLine(str + “2”);
の方をコメントにしてみましょう!

using System;

namespace ConsoleApp1
{
    internal class Program
    {
        static void Main(string[] args)
        {
            var str = "Hello World!";
            Console.WriteLine(str);
            //Console.WriteLine(str + "2");
        }
    }
}

みつる君
みつる君

実行結果は

Hello World!

みつる君
みつる君

となり、

Hello World! 2

は、表示されなくなります。

つまり、

Console.WriteLine(str + “2”);

が、無効化できます。

これは、テストのときなどに使用できます。

マリさん
マリさん

コメントを入れると、コードの内容がわかりやすくなります。是非、使ってください。

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